教育現場でも使える!CR2032電池用LEDホルダー
開発の背景
電子工作ワークショップで、コイン電池とLEDの接続にはビニールテープを使用して光らせていました。
手軽な方法ではありますが、一度テープで巻いてしまうと電池の取り外しが面倒になってしまいます。
その結果、多くの参加者が電池が切れるまでLEDを点灯させたままにしていました。
理想的にはスイッチを付けることで、必要な時だけ点灯させることができます。
しかし、スイッチの追加は工作の難易度を上げてしまうという課題がありました。
そこで、3Dプリンタで作られた簡易的な電池ホルダーを発見しましたが、使い勝手に改善の余地があったため、リミックスして使いやすさを向上させました。
製品紹介
電子工作の初心者の方や、教育現場での実習に最適なCR2032コイン電池用LEDホルダーの改良版をご紹介します。
以下のサイトから無償ダウンロードできます。
https://www.printables.com/model/1160783-improved-simple-led-light
主な特徴
- 明確な極性表示
- 「+」マークで電池の向きが一目瞭然
- 初心者でも安心して使用可能
- 安全なLED脚部固定機構
- 専用の巻き付けガイド付き
- ニッパーを使って簡単に取り付け可能
- 電池の確実な保持
- しっかりとした設計で電池のズレを防止
- 安定した通電を実現
- 短時間での造形が可能
- 5分以内で3Dプリンタの出力が完了します
- 教室での大量生産にも対応
使用上の注意点
※CR2032電池(3V)使用時の注意事項:
- 白色LEDまたは青色LED(3V定格)を使用してください。
- 赤色、黄色、緑色LED(約2V定格)は使用しないでください
過電圧による発熱や破損の危険があります。
組み立て手順
- ニッパーを使用してLEDを挿入
- アノード(+極)を曲げる
- ガイドに沿って脚部を配置
- 本体に脚部をきれいに巻き付ける
活用シーン
- 電子工作教室
- 理科の実験
- STEM教育
- LED動作デモンストレーション
- プロトタイプ制作